竹刀の基本の振り方[斜め振り]
左こぶしはつねに正中線上を移動させる
握りを緩めないように
前項で紹介した上下振りと同様の動きでまっすぐに振りかぶり、
額の前で手首を返してから斜め45度の角度に振り下ろすのが斜め振りだ。
上下振りと同じで、左こぶしの移動はいかなるときも正中線上であり、握りを緩めないように気をつける。
振り下ろすときの竹刀の弦は斜め45度上に向け、刀でいえば刃の部分は斜め45度下を向く。正しい刃筋で振ることを心がける。
- 竹刀を振り上げたときの手首
- 竹刀を振り下ろすタイミングは、左こぶしが額の前まできたとき、右へ手首を返すように
- 手首を返した状態。このまま振り下ろす
- 息を吐きながら、振り下ろしていく
- 弦の向きは斜め45度上、刃の部分は斜め45度下に、左こぶしが正中線上からずれないように
- 腰の高さより下まで振り下ろす
- 振り上げは、竹刀を振り下ろした軌道を逆戻りしながら
- このときも左こぶしは正中線上に置く
- 竹刀を振り上げたら(左へ)手首を返して振り下ろしていく
- 振り下ろすときは脇があかないように
- 正中線付近に剣先があるようにする