竹刀の握り方
- 竹刀の中心線上(弦の延長線上)で両手の親指と人差し指で”V”の字をつくる
- 両手の親指と人さし指でアルファベットの”V”にする
- 左手は柄頭いっぱいに握る
- 竹刀の中心線上(弦の延長線上)に両手の親指と人さし指の分かれ目がくるように握る
×悪い例
親指と人さし指に力が入りすぎて、アルファベットの”V”ができていない状態。
これでは竹刀をスムーズに振ることができない
横から握ってしまうと、親指と人さし指の分かれ目が
竹刀の中心線上にこない。さらに、左手も柄頭をあまらせている。
竹刀を握るときに力を入れるのは、両手の小指、薬指、中指で
人さし指と親指は、添える程度の力の入れ具合にする。
右手の位置は、竹刀を握ったときに右肘が軽く曲がるくらいで。
また、鍔には人さし指だけが触れるようにし、卵を握るような感覚で
全体に柔らかく握る。
左手は、傘をさすようなイメージで、柄頭をいっぱいに握る。
親指と人さし指でアルファベットの”V”の字ができるように
両手の親指と人さし指の分かれ目を竹刀の中心線上(弦の延長線上)に
きちんと置くということを一番気をつけてもらいたい。
なぜなら、この形が崩れてしまうと、打突の正確さや
スムーズさ、スピードに悪影響がでてしまうためだ。
右手の握り方
竹刀を握ったときに右肘が軽く曲がるくらいの位置を握り、鍔に触れるのは人さし指だけにする
×悪い例
右腕が突っ張ってしまい、親指までが鍔に触れている
左手の握り方
- 柄頭いっぱいに握る
- 左手は柄頭いっぱいのところを、小指、薬指、中指の順で力を入れて握る
- 小指、薬指、中指の順に力を入れて握る
×悪い例
柄があまっている
手の内の決め方
正しい竹刀の握り方をができて初めて、冴えのある打突、応じ方が可能になる。
正しく竹刀を握るには、基本となる手の内をきめることが必要だ。
- 水をすくうように、腹の前で両手の側面を合わせる。このとき、脇はきちんと締める
- そのまま両手の手のひらを合わせる
- 合わせた両手のひらを、前後にずらす
- 3の状態で竹刀を握り、両手の親指と人さし指の分かれ目が竹刀の中心線上にくるように調節する